No.86 テーマ『舞翔』に込められた、生徒たちの真の躍進

今年の学校祭テーマ『舞翔祭』。「舞翔」と書いて「ぶっとぶ」と読ませるこの言葉に、最初は驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。(私は正直驚きました。)一見すると少し破天荒な表現に聞こえますが、この二つの漢字を紐解くと、生徒たちがこの学校祭で成し遂げた成長の神髄が見えてきます。

 

〇「舞(まい・まう)」—— 自分という軸を確立すること

舞とは、ただ風に流されることではありません。自らの足でしっかりと大地を踏みしめ、自分の力で風を起こし、自分らしさを表現することです。周りの意見や流行に安易に流されず、強い「自分軸」を持つこと。生徒たちは表現活動を通し、まさに自分という存在を力強く「舞い」表現していました。

〇「翔(かける・とぶ)」—— 自らの限界を超えて飛び立つこと

そして「翔」という字。これは大きな翼を広げ、自分の限界や常識を超えて、高い空へ一直線に飛び立っていく姿を表しています。

〇二つの漢字が重なるとき、人は「ぶっとぶ」

自分軸を持って美しく「舞い」、未知の世界へ高く「翔ける」。この二つが合わさったとき、人は他者には真似できない大きな飛躍を遂げます。それこそが、本校が目指す真の意味での「ぶっとぶ」姿です。

「ぶっとぶ」とは、単に羽目を外すことではありません。「自分にはここまでしかできない」という思い込みや、世間の常識という壁を、心地よく打ち破ることです。

日程変更という逆境にも折れず、自らの限界を軽々と超えてみせた生徒たちの姿は、まさに真の「舞翔」そのものでした。限界を作らず挑戦し続ける生徒たちの底力に、私たちは深い可能性を感じています。