No.37 後悔なき晴れやかな引退と、主将が掴んだ「本当のコミュニケーション力」

みなさん、こんにちは!

今回は、春季総体を終えて部活動を晴れやかに引退した、女子テニス部主将の竹澤さんとの対話をお届けします。

結果は惜しくも敗退となりましたが、校長室に報告に来てくれた竹澤さんの表情は驚くほどスッキリとしていました。

「全力を出し切ることができたので、まったく悔いはありません。他の3年生たちも『後悔はない』と言ってくれました」と、まっすぐな目で語ってくれたのが印象的でした。後輩たちからも「先輩、本当にかっこよかったです!頑張っていました!」とたくさんの応援メッセージが届いたそうです。自分たちの強みである攻撃の形も試合でしっかり出すことができ、まさに「やりきった」と思える最高の幕引きとなりました。

そんな竹澤さんが、主将という重責を通じて学んだ「心の成長」が深かったので、ぜひ紹介させてください。

元々は「自分はコミュニケーション能力がある方だ」と思っていたという竹澤さん。自分が後輩のときは、先輩たちともすぐに仲良くなれた経験があったからです。しかし、いざ自分がトップに立ち、たくさんの後輩を迎えたときに大きな壁にぶつかりました。

どうしても学年ごとに固まってしまい、後輩との心理的な距離がなかなか縮まらなかったのです。「あれ?思ったように上手くいかないな…」と悩んだ彼女は、ある行動を起こしました。学年の枠をあえて取り払い、「異学年で一緒にペアを組んで練習するシステム」へとチームの仕組みをガラリと変えたのです。

これが大成功でした!この練習を通して後輩たちが少しずつ心を開いてくれるようになり、チーム全体の距離がぐっと縮まっていきました。

この経験を振り返って、竹澤さんはこう語ってくれました。「今までは自分の感覚だけで動いていた部分がありましたが、主将になって、自分の力を客観的に見つめ直すことができるようになりました。これが一番の学びです。ここで学んだことは、これからの進路や将来のキャリアでも絶対に生かしていきたいと思います」

自分の得意だと思っていた強みを過信せず、現状を冷静に分析して「どうすればみんなが心を開いてくれるか」を考え抜いた竹澤さん。この「自分を客観的に見る力」と「課題を解決する行動力」は、これからの人生において何より強い武器になります。

最高の仲間と、最高のチームを作り上げてくれて本当にありがとう。部活動で一回り大きくなった竹澤さんの、これからの躍進を応援しています!