No.13 「しびれるようなタイブレークの先に」〜福商ナイン、執念で掴んだ決勝の切符〜

みなさん、こんにちは!今日の試合、ご覧になりましたか?
私は今、この記事を書きながらも、まだ胸の鼓動が収まりません。手に汗握る大熱戦。延長十回タイブレークという、まさに「1点を争う極限状態」を、我が校の生徒たちが自らの手で切り拓いてくれました。
今回、私の心を最も揺さぶったのは、2番手としてマウンドに上がった2年生の玉木君の姿です。四回から今大会初登板という重圧のかかる場面。「緊張した」と語りながらも、ストライク先行の強気のピッチング。同点に追いつかれても決して逆転は許さない、その気迫は130キロ台後半の直球に宿っていました。最後の打者を打ち取った瞬間、彼がマウンドで崩れ落ちるようにうずくまった姿を見たとき、彼がどれほどのプレッシャーを背負い、どれほど「先輩たちと決勝へ行きたい」と強く願っていたかが伝わってきました。
また、投手の力投を支えたのは、野手陣の「自分で判断し、動く力」でした。七回の絶体絶命のピンチ。坂下主将が本塁へ見せたあの鋭い送球、そしてアウトを奪った瞬間の判断力。まさに、日頃から自分たちで考え、行動してきた成果が、あの「1点」を守り抜くプレーに繋がったのだと感じます。坂下主将のこの言葉には、苦しい冬を越え、お互いを信じて高め合ってきた福商ナインの誇りが凝縮されています。
目標は、ただ一つ。「本気で狙っている」という優勝です。
決勝戦でも、福商らしい「最後まで諦めない粘り」と「自分たちで流れを作る野球」を見せてくれると信じています。